オーストラリア留学小話〜シドニー旅行の帰りに隣にヤバい人が〜

今回はオーストラリアに留学していたときに過去一やばい人にあった話をしたいと思います

留学先でいろいろな経験をしたけど、その中でもトップクラス

ときどき思い出すけど、やっぱ面白い笑

留学終了前にシドニー観光へ

それは留学期間がもうすぐ終わるってときに

あるときふと「あれ、そういえばシドニー観光してないな」と思い、3泊4日で行くことにしました

田舎の留学先に比べてシドニーは、「The 都会」って感じで楽しめました

往復を電車を使ったのですが、これがすごい時間かかる

たしか14時間くらい(笑)ほぼ半日でしたね、これはこれで良い経験

なので帰ってきたのが夜の10時ごろ

最寄りの駅からホームステイ先まではバスでした

バス停にハイテンションなおじさん

バスを待っているとき、近くでやけにハイテンションなおじさんがいるわけですよ

そのときは、ただこんな遅い時間なのにめちゃくちゃハイテンションだなーと思ってました

するとそのおじさんが近くの人に話しかけ始めました(みんなフレンドリーだからこれは普通)

やけに大きな声で話すので、いやでも会話が聞こえてきます笑

「I got out of jail, today! hooo!」と

それを聞いて、ん???と一瞬思考停止

まさにこんな感じ

なんとおじさんは、「今日出所してきたぜ!」って言ってたんです笑

心の中で、「いやーマジか、頼むから違うバスであってくれ」と願うばかり

そこにやっとバスが到着し、乗り込みました

前側の席に座り、音楽を聞こうとイヤフォンを取り出すと

なんと!その出所おじさん(以下、おじさん)は同じバスに乗ってきました!

一瞬目があったのですが、他にも席があるから大丈夫だろうと思ったら

まさかのまさか、そのおじさんは自分の隣を選んだのです

他にも席空いてんのに、なぜ俺の隣!」と思いましたが、もう座ってしまったので仕方ない

するとおじさんが話しかけてきました

「どっから来たんだい?にいちゃんよ」(日本語に訳すとこんな雰囲気になると思う笑)

「あ、日本から来たよ、リズモアの大学に留学しに来たんだ」と答えました

すると、「そーなんか!それはいいな!俺はな、今日出所できたからハッピーなんだ」と

なので私は「それはよかったね!」と、そして理由を聞いてみると「マリファナ所持だよ」と

正直それを聞いてかなり安心しました笑

もっとやばい罪なのかなと勝手に想像していたけど、マリファナ所持なら全然!

確か、留学先のNSW(ニューサウスウェールズ)は自宅で楽しむならOK、持ち出しはNGでした

なので、結構マリファナ吸う人は多いみたい(自分は吸ってないですよ!笑)

おじさんの饒舌なマリファナトーク

おじさんはマリファナを持ったまま家の外に出てしまい、運悪く警察に職質されてそのまま逮捕

逮捕理由が殺人じゃなくてよかった笑

おじさんの逮捕理由を聞いてからかなりホッとし、気づくといろいろおしゃべりしてました

そのおじさんの兄が中国人と結婚した話や、日本とオーストラリアの文化の違いとか

余談ですが、やっぱ文化の違いについて話せると会話が盛り上がりますよ!

その中でも一番盛り上がった話が「マリファナ」の話

おじさんの仕事はいわゆる「デザイナー」でもバソコンで作るのではなく

アナログな手描き、デザインを見せてもらったけど、かなり独創的な面白いデザイン

しかも、そのデザインはタトゥーやTシャツに使われるらしい

おじさんいわく、その「デザインを作る」作業にマリファナが欠かせないと

マリファナを吸うと、ものすごいインスピレーションが湧いてきてデザインが降ってくる

目の前に星が広がって、キラキラしたものが見えてくる

そんなことを言ってました笑

しかもその話をしているときは子供のように目をキラキラさせて話すんです笑

こんなにマリファナを吸うことの素晴らしさを語ってる人は初めてみたって感じ

ここでもまた日本との違いを感じましたね

このオーストラリア人のおじさんが特別すぎたのかもしれないけど

こんなおじさんに会えたのもまたいい経験

結局そのおじさんとは降りる場所は違いました

「今日は親戚が俺を泊めてくれるんだ!お前は元気でな!」と言って

おじさんは私の一個前のバス停で降りました

なんか衝撃的な時間があっという間に過ぎてました

あんな経験なかなかできないですもんね

これは友達に話すお気に入りの留学小話の一つです

  • 出所したばかりの人がバスの隣に座ってきておしゃべりしたのも
  • マリファナのよさをめちゃくちゃ語られたのも
  • 自分の名前の「Shota」をうまく発音できていなかったのも

全ていい思い出になりました

旅って面白い人たちと会えるのも魅力だよね

それではまた、See ya!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA