三浦海岸桜まつりは、今年で19回目の開催。京急線の三浦海岸駅と三崎口駅の間の線路沿い、そして小松ヶ池公園をメインに満開の河津桜をみられるお祭りとなっています。
2023年三浦海岸桜まつりの開催期間は2月5日から3月12日まで(もともと3月5日終了予定でした)
三浦海岸桜まつりは、京急三浦海岸駅から三崎口駅に向かう線路沿い、途中にある小松ヶ池公園を一周してまた三浦海岸駅へもどる。これがメインのルートとなります。
いい写真をとりたい!という方は、線路沿いの桜、菜の花、電車、この三つをうまく収められればベスト。しかし、電車も一緒にとるのは難しいので、菜の花と河津桜のセットがおすすめ
今回河津桜を見るのが初めてだったのですが、調べてみると日本に咲いている桜のほとんどはソメイヨシノという品種で、河津桜は静岡県河津町でみつかった品種。
違いとしては、河津桜はソメイヨシノよりも開花時期が早く、関東では2月初旬から3月初旬が見頃とされています。それに色味がピンクで、天気のいい日には青空に映える桜です。
ちょっとフィルム感のある加工をしていますが、ピンク色が強いのがわかりますね
桜まつり当日は風が強かったたものの、気温も高く天気にも恵まれ、青空の下でいい写真も撮れたのでとても満足。
海沿いの街に越してきてから、天気や気温だけでなく、風の強さも気にするようになりましたね。やはり海沿いは風次第で出かけられるかどうか、洗濯物が干せるかどうか決まります。
私は逗子・葉山周辺に住んでいるため、アクセスとしては京急線で三浦海岸駅まで乗り換えが一つ。(あれ?住んでる場所いうの初めてなんじゃない?)
都内からのアクセスとなると品川での京急線への乗り換えになると思われます。
品川駅から三浦海岸駅→約1時間10分。
「みさきまぐろきっぷ」や「三浦半島まるごときっぷ」を使っていくのもおすすめ!
会場周辺には駐車場もありますが、道が混んでいるし、停められる台数も少なかそうだったので、車でのアクセスはおすすめしません。
三浦海岸駅の改札の目の前から会場となっているので迷うこともないので安心。
京急三浦海岸駅は初めての上陸でした。今まで何度か海鮮丼を食べにいきたい!と思ってはいたものの、なかなか機会に恵まれずこの日まで。
駅に着くとやはり桜を一目みようと多くの人でごった返していました。しかも当日は平日なのに。でも都内の桜の名所とはちがい、若い人たちは少ない印象でした。
改札を出るとすぐに河津桜がドンと待ち構えていました。もうすでに満開で、真っピンクの花が空に映えていい景色。花見をしながら近くの売店で買ったちまきや桜もちをたのしんでいる人たちがたくさん。
駅前に売店がいくつか出ていましたが、その中でもまぐろトロちまきというのが有名で、このお店に行列ができていました。
できたてがあっつあつで美味しいので、売店の方に何時ごろにできあがるか聞いてみましょう!きっと優しいおばあちゃんが丁寧に答えてくれるはず。
まぐろトロちまきは一個400円で、もちろん現金オンリー。
これがその噂のまぐろトロちまき!あれ?マグロ入ってなくない?と思ったでしょ。安心してください!一口かじると、、、
たっぷりのマグロが出てきました!たっぷりのマグロに香ばしいご飯がたまらなく美味しい!
駅前にはこういった売店だけでなく定食屋さんもいくつかあったので、食べるものには困らなくてすみます
近くの農家さんが出店している売店では、三浦産の野菜や海藻類、三浦産ではないけどフルーツや魚などが売ってありました。
まぐろトロちまきだけでは足りなかったので、焼き芋を一つ追加。思っていたよりずっしりくる焼き芋で、中はホクホク系。今シーズンで何回目の焼き芋かってくらい。
新聞紙との相性も抜群。この写真を Facebook にアップしたところ、留学中のホストマザーから久々にメッセージがきました。「うまそう」との一言。
これは桜と電車をうまく撮ろうと頑張った写真。この歩いている二人がいい雰囲気を醸し出してくた一枚。この道は基本的に人が途切れることなく歩いているので、途切れた瞬間を撮れたのは奇跡でした。
この線路沿いを桜がずらーと並んでおり、小松ヶ池公園に向かって桜道が続いています。夜はこの桜道がライトアップされるらしいので、夜見にいくのも雰囲気があってよさそうですね。
カメラを持っていると「写真撮ってもらえませんか?」と声をかけられる確率が高くなる、ということに初めて気づきました。あと、すれ違う人がどのメーカーのカメラを持っているのかチラ見する自分にも。
いつまで続くんだろうと思いながら歩いていると左に広場が見え、そこでピクニックを楽しむ人たちがいました。お弁当を持ってきて花見をしながら昼ごはん。なんて優雅な休日をすごしているんだろうと思いながら、右手にある階段を降りていきます。
少し歩くと池が見え、その周辺に屋台を発見!ここ数年コロナの影響で祭りに参加することがなかったので、屋台の雰囲気に興奮しました。東南アジアの屋台とはまた違った雰囲気。なんでしょうね、押しのつよい接客じゃないからかな笑
焼きそば、串焼き、大判焼き、お団子などなど、炭水化物のオンパレード。
屋台で買って、池の周りでのんびりと小腹を満たす。
小腹も満たされ、いい写真もとれたところで、そろそろ三浦海岸駅に戻ることに。
行きとは違ったルートの帰り道でしたが、畑の中を進む道だったので小学生の遠足気分を思い出しました。
普通に民家の前を大勢の人がとおるので、ここに住んでいる人たちはどんな気分なんだろうと思いつつ、失礼しますーと心の中でつぶやきながら歩いていきます。
「三浦」と言えば、「三浦の野菜」や「新鮮な魚」などがありますね。特に三浦野菜はこの辺りでは有名で、野菜の甘みや旨みがギュッと詰まっているものが多いです。
三浦の土地が肥えていること、そして気候にも恵まれていること、と美味しい野菜が育つ条件がそろっているんだそう。
とくに昼間と夜間の気温差があるので、野菜が内側に栄養を蓄えようとしていい野菜が育つ。
さらに、三浦半島でとれる魚は銀座で有名なアジフライのお店にも卸されるほどいい魚が多いんだって。
今回初めて三浦海岸桜まつりに参加したわけですが、花見にはうってつけな祭りでした!
改札を出てすぐに満開の河津桜を見られ、売店のご飯も美味しい。
最後にもう一度言いますが、開催期間は3月12日までなので、まだ今シーズン桜を見ていないという方はぜひいってみてください!
ソメイヨシノとは違った色味は写真に映えますし、都内からのアクセスもいいのでおすすめです!
桜、菜の花、電車の3点をおさめた写真にもチャレンジしてみては!
それではまた、See ya!